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リモートワークを導入したら社員が不公平感や不満を覚えるかも…そんな不安を払拭させる方法を紹介します

リモートワークを導入したら社員が不公平感や不満を覚えるかも…そんな不安を払拭させる方法を紹介します

リモートワークという働き方を導入したいと検討してるが、自社内の従業員から

  • 反発されるのではないか?
  • 働き方の違いから不公平感が生まれるのではないか?
  • 変化が起こるのをよく思われないのではないか?

と懸念している企業は多いです。

確かに実際に顔を合わすこともなく、同じ業務を行うかもしれないのに働き方が全く違うと考えると、上記のような不安を感じることでしょう。

 

今回の記事では、そうした不安を抱えている企業に対してどうすれば社内の人間の不公平感や不安を拭い去ることができるのか?ということをテーマに記事を書いていきます。

なぜ不安や不公平感を感じてしまう可能性があるのかを考えてみる

不公平感や不安を感じさせてしまうかもしてない…これは漠然としたイメージですよね?

まずはなにが原因でそのような可能性が出てきてしまうのかを深堀りしていきましょう。

 

原因としては

  • リモートワーク自体がうまくいくのかどうかすらわからない状態で導入されることの不安
  • 顔を合わせることもなくチームとして業務を行うことになった際の「どう付き合っていけばいいのか?」という不安
  • 好きな時間や好きな場所で比較的自由に仕事ができる方への「気に入らない感」

これらが社内の従業員が感じてしまいがちな部分なのではないでしょうか?

 

では上記で挙げた3つの原因から解決策を考えていきましょう。

リモートワーク自体がうまくいくのかどうかすらわからない状態で導入されることの不安

この場合…というよりもリモートワークを導入するという時点で、リモートワークという働き方について会社の上層部だけで決めるのではなく、社内での勉強会などを通して自社の社員を教育する必要があります。

上層部が勝手に導入を決めてしまい、急にリモート導入の話が来てしまうと、そういった経験がないかたにとっては仕事が1つ増えるくらいのインパクトがあります。

どうコミュニケーションをとればいいのだろうか?

どうすれば円滑に業務を進められるだろうか?

どうすれば…?どうすれば…?

 

と社内の人間を悩ませてしまいます。

なので、事前の導入してもよいか?という確認を取り、了解を得てから導入前に勉強会の時間を必ず確保しましょう。

それを怠ってしまうと企業にとっても、リモートワーカーにとっても、社内の従業員にとっても不幸になります。

内容としてはこのサイト内で以前記事を書かせていただいた

リモートワーカーのやる気を引き出させるために行っておきたいこと

 

【業務の効率化】リモートワーカーとコミュニケーションを円滑にする3つのポイント

 

上記の2つの記事が役に立つと思いますので、ぜひ参考にしてください。

顔を合わせることもなくチームとして業務を行うことになった際の「どう付き合っていけばいいのか?」という不安

この問題に関しては上記で紹介したリモートワーカーについての勉強会だけでは解決できる問題ではありません。

「どう付き合っていけばいいか?」

それは普段の業務のコミュニケーションがどれだけとれているか?が非常に大事です。

常日頃からコミュニケーションを大事にしている会社であれば「話す」ということに慣れている方が多いので、いざリモートワークを導入となった際も「アドリブ」を聞かせてうまくコミュニケーションを図ることが可能です。

 

しかし、普段の業務が黙りっぱなし、社内チャットは単語のオンパレード、必要なことだけ伝えてあとは個人の裁量。などのような会社ですとコミュニケーションに慣れていない方が多いので。リモートワーカーにうまく自分たちの希望や現場の空気感を伝えることができずに思っていた成果を上げてもらえないという可能性が出てきてしまいます。

なので、普段からコミュニケーションを大事にし、いつでもだれにでもある程度の情報が共有されているという会社の空気を作る必要があるでしょう。

好きな時間や好きな場所で比較的自由に仕事ができる方への「気に入らない感」

リモートワークという働き方は自由度が高いというのが働き手にとってメリットになります。

しかし、それがうらやましい、気に入らないという感情を持つ方は少なからずいるでしょう。

だからと言って企業は社内の従業員に対して、自由に働き方をさせるわけにはいきません。

ではどうすればいいか?

ここで大事になるのが契約したリモートワーカーと社内の人間とのコミュニケーションになります。

確かに導入を始めたころは戸惑いもあるでしょうし、よく思っていない方ももちろんいるでしょう。

ですが、同じ業務を行う仲間として意識し始めれば上記のような感情はなくなります。

 

そこで企業が行うべきことがリモートワーカーの選定です。

リモートワーカーに対して技術力を求めることはもちろんなのですが、技術力よりもリモートワーカーの人間性を重要視しましょう。

それを怠ってしまうと、従業員間で不信感や不満が溜まり、普段の当たり前にこなしている業務がうまくまわらなくなってしまう可能性が出てきてしまいます。

 

なのでもし導入を決定した際は、時間をかけてリモートワーカーとの面談を行い社内の人間とうまくやっていけそうなのか否かを見極めましょう。

その判断につきましては例として過去に書きました

優秀なリモートワーカーを見極めるために知っておきたい6つのチェックポイント

 

こちらの記事が参考になるでしょう。

 

まとめ

今回はリモートワークを導入したら社員が不公平感や不満を覚えるかもという企業の不安に対しての解決策を紹介しました。

どのような仕事でも、どのような言語でも、どのようなシステムを作るとしても人間同士のつながりがしっかりしていないと、納期に遅れてしまう。クオリティが下がってしまうというのは十分にあり得る話です。

業務の効率化やスピード感、正確性を大事にする企業は多いですが、コミュニケーションを大事にしようと意識している企業というのは実はあまり多くありません。しかし、効率化、スピードアップ、正確性などはコミュニケーションありきのものです。

ましてや顔を合わせることのないリモートワークという働き方を導入する以上はこれまでよりも密に情報のやり取りや共有をしなければいけません。

なので、今回の記事の内容を参考にし、ぜひリモートワークの導入を検討してみてください!