システム開発とリモートワークの相性はいいのか?リモートワーカー紹介会社が答えます

システム開発を新規事業として立ち上げたい、システム開発の依頼があり人手が足りない。
というときに低コストで導入できるリモートワークを魅力に感じる企業がある一方で、
「システムという深い構造のものをリモートで回すことができるのだろうか?」
と感じている企業様は多いでしょう。
今回はそんなシステム開発とリモートワークの「相性」について、リモートワークのフリーランスエンジニアの活用でビジネスを支える事業。 仕事をしてマッチしたら採用に繋がる紹介予定業務委託の仕組みを確立したアプトリーが詳しく説明していきたいと思います。
仕様自体が決まっていない場合は相性がいい
業務管理や在庫管理など、業務の仕組みそのものを位置づけるのがシステムですが、仕様が中途半端に決まっているものよりも、ほとんど決まっていないものの方がリモートワークと相性がいいです。
アプトリーでは、システムを構築するプログラマー以外にも、要件定義を得意とするPM、SEのリモートワーカーも在籍しており、0スタートからの開発には相性がいいです。
要件定義というのはクライアントが本当に求めているものを設計書にまとめる非常に大事な工程です。
その部分を円滑に行うためにはコミュニケーション能力(主に相手の要望をくみ取れる力)が必要不可欠です。
「リモートワークだと、うまく話ができずに勘違いしたまま作業に移ってしまいそう…」
という不安を感じる方が多いと思いますが、実はまったくの逆です。
今まで、リモートワークというコミュニケーションを図るのが難しい環境にもかかわらず、仕事をこなしてきたのがアプトリーに在籍しているリモートワーカーです。
つまり何が言いたいのかというと、コミュニケーション能力(主に相手の要望をくみ取れる力)が非常に優秀な方が多いということです。
なにを求められているのか?
なにがしたいのか?
をうまく汲み取れるか否かがシステム開発成功のカギです。その点ではPMからSE、PGまで在籍しているアプトリーとは非常に相性と言えるでしょう。
一部の機能追加や、仕様が決まっている場合も相性がいい
ここの部分をこうしてください。
ということがしっかりと決まっていれば、リモートワークとの相性はいいでしょう。
仕様が決まっていることで、何をすればいいのかが明確なので打ち合わせなどで時間を使ってしまうことを避けることができ、なおかつリモートワーカーに説明もしやすいので、時間ばかりかかってしまって思うように開発が進まないといった最悪の事態を避けることができます。
PGやSEを間に設けることもないので、コスト面でもメリットがあります。
社内にシステムについて理解している人材がいない場合は相性が悪い
今まで紙文化のまま業務をこなしていたなど、社内にシステムについて理解している人材がいない場合はシステム開発にリモートーワークを導入するのは辞めた方がいいでしょう。
理由としては、要件定義の時点でこちら側の提案や、説明などをクライアント側が想像できないためにリモートワークの口頭だけでのやり取りに限界があるからです。
例: リ:リモートワーカー ク:クライアント
リ「このマスター情報をもとに、いただいた資料の計算式に基づいて計算します。」
ク「はいわかりましたー!大丈夫です!」
……後日
ク「この計算式編集できませんか?今まで紙で訂正してたんだけど固定されたら困ります。」
リ「承知しました。修正いたします」
リ「〇〇書の印刷ページにはこちらのフォームで登録いただいた情報が出力されます。」
ク「いいですねー!お願いします!」
後日
ク「この〇〇書なんですけど、相手からエクセルでデータもらうときあるんですけど、それをフォームに入力するのは大変なので、エクセルを添付してそのまま読み取って自動で〇〇書に反映してもらえます?」
リ「…………」
などのように実際に会って話をしなければ、クライアント側がイメージできない場合も多々あります。
開発側が思っていることと、クライアント側が求めていることに差異が生まれてしまうことがあるので、リモートワークはお勧めできません。
最後に
今回はシステムとリモートワークの相性についてお話しさせていただきました。
システム開発でリモートワークを利用するかどうかの境界線は
システムについて理解している人材がいるのかいないのか
でしょう。
もしいるのならば、リモートワーク導入が成功する確率は高いです。
いないのならば、実際に会って資料など作成してもらいながら時間をかけて要件定義を行った方が良いかと思います。
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