【成功体験!】スクラム開発をリモートワーク×フリーランスでやる品質確保方法と失敗談

こんにちは歌川です。
アプトリーでは、依頼をいただく案件は新規事業開発が多く、いかにすぐ動くものを開発する必要があるため、スクラム開発をリモートワーク×フリーランスで実践しています。
今回はその開発方法をお伝えするので、スクラム開発を考えている方に参考になれば幸いです。
メリットデメリットの両方があるので、プロダクトをいかに早く開発し、コストを下げて品質を担保したいと考えている方は読んでみてください。
目次はこちら
スクラム開発とは
ジェフ サザーランドが提唱したソフトウェア開発の手法です。
従来のウォーターフォールと呼ばれる開発と比較し、いかに早く動くものを作るアジャイル開発方法です。
特にスクラムはチーム開発に特化しています。
詳細はこちらの本がおすすめ。
使うツール
まずは、使うツールは下記を参考にしてみてください。
リモートの場合、特に大事なのはトレロのようなタスク管理です。
スプリントを行うために進捗管理は欠かせません。
スクラム開発詳細
ここから実際に行った開発方法をお伝えします。
開発の流れ
事例は下記チームで計3ヵ月でWEBシステムを作り上げていきます。
PM1名、エンジニア3名
まずは、PMが優先順位を決めて、週1スプリントを設定しエンジニアが動くものを作ります。
1週目
初めは、環境構築から始めます。
2週目~1ヵ月
ここから本格的に動き出すのですが、
流れとしては毎週決まった曜日と時間にZOOMで成果物の発表を1人5分ほどで発表していきます。
その中で評価点や、改善点を共有していきます。
大事なのは、進捗遅れているエンジニアがいても個人を責めないで、チームとして何ができるのかを考えることです。
僕も新卒のときは工場で働いていたので、トヨタのリーン生産方式に近いですよね。
そして、ある週にトラブルが発生しました。
エンジニア1名(仮名称Aさん)が別案件に稼働が取られることがあり、足を引っ張る状態になりチームの士気が低下します。
毎週の報告会でも明らかに成果物が他エンジニアよりも悪くなりました。
ここで作業を止めてPM含め全員でどこがボトルネックになるのか洗い出しました。
その結果、Aさんはテスト作業だけに特化し、フロントとバックエンドを1名ずつ体制に変更。
1ヵ月~2ヵ月
ここからスピードアップし、3ヵ月納期の案件が2ヵ月で完成を迎えました。
ここでの評価はやはり、納期遅延の懸念とチームの士気が低下と思ったタイミングで途中で作業を止めたのが良かったです。
スクラム開発のメリット
ここからは開発して良かったメリットをお伝えします。
どこでも働けるチーム仕組みを作れた
スクラムと言うと常駐が基本だと思いますが、リモートワーク×フリーランスでも問題なく開発ができることが証明できました。
団結力が高まった
プロフェッショナルのフリーランス集団をまとめるのにもスクラムはかなり有効でした。
スクラム開発のデメリット
続いてはデメリットをお伝えします。
コミュニケーションが取りにくい
やはり常駐の正社員に比べると、コミュニケーションが取りにくくなります。
スクラムに合わないエンジニアもいた
フリーランスだと他の案件も同時並行で動いているエンジニアもいるので、コミットが下がってしまう傾向がありました。
■アプトリーでは優秀なリモートワーカーを紹介することを約束します。