面接で嘘をつく求職者を採用する？どこまでが許容範囲か検証してみた

こんにちは歌川です。

突然ですが、面接で嘘をついた求職者を採用しますか？

嘘つくなんてけしからん！！！

という気持ちは分かります。

しかし、あなたも求職者に自社を良く見せようと大きなことを言っていませんか？
まったくゼロとは言い切れず心当たりはあるはずです。

ハッキリ言って面接に嘘はつきもので、お互いが嘘つき合戦をしてるんです。
企業は会社を良く見せたし、求職者も自分を良く見せたいんですよね。

僕だって、面接で嘘をついた経験がありますし、嘘をつかれたことも何度もありました。

基本的な求職者の見極めは、【採用担当必見！】人材を採用するか見極める4つのポイント！でお伝えしましたが、今回は『嘘』というテーマでお伝えします。

まずは、現状から。

面接が嘘つき大会に

どちらも良く見せようと、薄っぺらいお面を被りながら嘘をついています。

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”社長”]わが社は日本中に人脈があるから好きなところに支店を作れるんだよ(嘘)[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”Aさん”]御社が第一志望です！(嘘)[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”社長”]来期には世界進出する予定だ！(嘘)[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”Aさん”]理念にも共感します！(嘘)[/speech_bubble]

求職者の本音：正直者がバカを見る

極端な話、内定をもらうために何でもします。
なぜ、ここまで嘘をつくのでしょうか？

面接で落ちたくない

失敗したくないのが一番。
自分の人生で面接で落ちたというのは汚点。というくだらないプライドがあるんです。

優越感に浸りたい

友達よりも早く就職を決めたいじゃないですか。
周りより自分が優秀だ！と自慢したいんですよね。

早く就活を終わらせたい

これに尽きます。
就活なんて面倒。早く内定決めて遊びたいんです。
すぐに終わらせるために全力で突き進みます。

この嘘をついたら絶対に採用しない

求職者の現状は理解できましたか？
続いて嘘の内容について深堀していきます。
この嘘をついたら、僕は絶対に採用しません。

履歴書の嘘(学歴・職歴)

これは完全にアウトです。
ありもしない経験を記載したり、逆に転職回数を気にするあまり職歴を短くする人もいたりします。

紙やデータで残ることに嘘をつく人は、ハッキリ言って詰めが甘いです。
だって証拠が残るならいつかバレるじゃないですか。
このような人に仕事を任せても、よい結果は生まれません。

第三者を使う嘘

極端な例ですが、会ったこともないのに、〇〇部の〇〇さんと知り合いなんです！
という嘘。

これもすぐバレるので同じく詰めが甘い。
こんな嘘をつく人間を社員にしたら、取引先にも嘘をついて大混乱です。

許される嘘

こんな嘘だったら気にしません。
酒の肴にして笑い合いましょう。

俺はBIGになります！(嘘)

わけが分からないですが、面接でこれをいうなら期待していいでしょう。
なぜならば成長意欲を感じるからです。
やる気のない人はこんなことは言いません。

パソコンはバリバリ使えます！(嘘)

このようなスキルの嘘は大歓迎。
ハッタリだとしても入社するまでに覚えてくる可能性が高いですし、
もし、覚えてなかったら覚えるまでやってもらうだけです。

僕が入社したら業務改善ができますよ！(嘘)

たまに強気な求職者もいます。
このような人は、本当に優秀な人か、面接で落ちまくってやけになっている人です。
これはハッタリもありますが、仮にハッタリでも面接でいう勇気を評価してあげてください。

具体的な行動計画まで落とし込んで言ってもらえれば、なおいいですね。

お互い本音で話したらどうなるか？

嘘も方便という言葉があるように使い分けが必要です。
さらに、日本人に関しては本音を言わないことがメリットになる時もあります。

もし、お互いがすべて本音で話したらどうなるでしょうか？
初対面で相手の悪口になることを言った瞬間に人間関係崩壊です。

なので、お互い嘘をつくのは当たり前だと思って面接するのをおすすめします。
参考になれば幸いです。

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