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共感採用を組織に導入して成果物の質と量が3割増した理由

共感採用を組織に導入して成果物の質と量が3割増した理由

アプトリーでは、共感や相性を見える化して人材マッチング事業を行っています。
このノウハウを活かして自社でも活用して実績がでたので、今回はどのように効果が出たかをお伝えしていきます。

成果物の質と量が3割増した実例

仕事には共感や相性が必須になると考えていましたが、
当初の周りの反応は夢物語のように、確かに言っていることはわかるけど本当かなあ?
みたいな感覚でした。

そこで実際に1年間共感採用に特化した実例を紹介します。

【デザイナー編】コミュニケーションコストが下がった

まずはデザイナーです。
今まではデザインを作成してもらう際には、事細かく詳細を伝える必要がありました。
※当たり前な話で、こちらの作りたいものをしっかり伝えないとアウトプットは出ません。

しかし、現在では10話さなくても2か3で理解いただけているので、
会議やチェットのやり取りが1/3ほどに減っています。

理由は、デザイナーが僕の目指している世界観に共感しているので、目線が同じ方向なんですよね。

この視点が大事で、このデザインを作って何を実現したいのか?
が10話して気付くのと、2話して気付くのではスピードが全然違います。

【カスタマーサポート編】言われたこと以外に提案もしてくれるようになった

カスタマーサポートには色々な質問をいただきます。もちろん、クレームもいただくこともあります。
クレームについて、お客さんが言っていることの本質を見抜くことが大事なのですが、
今までは言われたことをそのまま対応していたので、解決までに時間がかかりました。

今は、お客さんに共感することで本当の課題を見抜き提案できるようになりました。

【営業編】売れない日が続いても踏ん張ってくれた

営業でも共感は活用できます。
特に良い時でなく業績が悪い時で、営業はどうしても業績がモチベーションになります。

業績が悪いと精神的に辛くなり退職に繋がりますが、
共感があると業績が回復するまで踏ん張ってくれました。

共感採用でどのような成果がでたのか?

僕らはフルリモートワークで働いているので、細かく管理ができない状況があり、
いかにティール組織のように自発的に働いて成果を出してもらうのが課題でした。

実際にやってみた成果をまとめるとこちらです。

意思疎通が明確になる

コミュニケーションコストが確実に下がります。

急な変更でも柔軟に対応できる

サービスを開発しているとピポットすることもよくあります。
開発しているエンジニアからしたらコロコロ変わるのは抵抗がありますが、
共感があれば、目指すゴールは同じなので変更を柔軟に対応できます。

時間短縮になる

長期的な関係になるのと【あうんの呼吸】になりやすいですよね。
※例えば家族など
だた、共感があるとその関係を一瞬で作り、かつ家族よりも深い関係を作れます。

納品物の提出が速い

なので、納品物の完成が早くなります。

共感採用を成功させるには?

それでは、共感採用を実現するにはどのようにすればいいのでしょうか?

人材が自社(自分)のことをどのぐらい理解しているかがキモ

この理解度が共感なのです。
いかに優秀な人材でも自分たちに理解をしていないと良いパフォーマンスは出ません。

従来はこの高パフォーマンスはお金や仕事そのものにフォーカスしてきましたが、
これから共感や相性が重視されてきます。