リモートワークを行うと雑談しづらくなる問題に向き合ってみる

リモートワークを行うと雑談しづらくなる問題に向き合ってみる

オフィスでは自然にできていた「雑談」。

リモートワークになると、チャットなどで繋がっていたとしても、雑談がしづらくなったと感じている方も多いのではないでしょうか。

厚生労働省の『これからのテレワークでの働き方に関する検討会(第4回)』の資料でも、在宅勤務で感じた課題として「従業員同士の間でコミュニケーションがとりづらい」という回答が2番目に多くなりました。

 

今回の記事では、リモートワークを行うと雑談がしづらくなる問題について、考えていきたいと思います。

 

雑談の効果とは?

挨拶や近況報告など、会社の同僚と行う雑談には「生産性を向上させる」という効果があります。

少し古いデータになりますが、日立製作所の技術論文誌『日立評論』に2015年に掲載されたレポートによると、コールセンターの休憩時間中にパート社員の雑談が弾んだ場合、職場全体の幸福度が向上して受注率が30%以上向上したそうです。

マサチューセッツ工科大学ヒューマン・ダイナミクス研究所からも、雑談は生産性を向上させるとの研究結果が出ています。

 

たしかに、雑談をすると社員同士の人となりも分かるため、仕事の相談や報告もしやすくなります。

仕事の疲れから頭を切り替え、場合によってはモチベーションにつながることもあるかもしれません。

雑談には、職場のコミュニケーションを円滑にし、生産性を高める大きな効果があるのです。

 

 

なぜ、リモートワークでは雑談しづらくなるのか?

リモートワークで雑談がしづらくなる理由は、コミュニケーションのきっかけがなくなってしまうからです。

オフィスにいれば、コーヒーブレイクや会議終了時などに気軽に話しかけることができます。

しかし、リモートワークでは各社員がそれぞれの場所で仕事をしているため、相手の状況が見えません。今話しかけても大丈夫なのかが分からないうえに、オフィスにいれば自然と共有できていた”共通の話題”が減ってしまいます。

きっかけを見失ってしまうために、リモートワークでは雑談が少なくなってしまうのです。

 

雑談を生み出すには、どうしたらいい?

リモートワークでも雑談を生み出すために、弊社の事例も交えながら、4つのポイントをご紹介します。

 

①チャットツールに「雑談専用スレッド」を作る

自然なコミュニケーションが生まれづらいリモートワークだからこそ、意識して雑談の機会をつくることは大切です。

普段使用しているチャットツールに「雑談専用スレッド」をつくるのも、雑談を生み出すひとつの方法です。

たとえば、全スタッフが完全リモートで働いているUPTORYではSlack上に「#情報共有」というチャンネルをつくり、気になるニュースや日々の出来事を共有しています。リアクションするだけでも、コミュニケーションが生じます。

(例)弊社代表・歌川が先日投稿したもの

雑談用スレッドでは絵文字や顔文字を使うなど、よりくだけた文体を意識すると、コミュニケーションが円滑になりやすいです。

 

 

②雑談の時間を制度化する

雑談の時間を制度として組み込んでしまうのも良いでしょう。

例えば、曜日を決めてランチ会を実施したり、毎日15時からZoom雑談ルームを設けるといった工夫をしている企業もあるようです。

弊社では、月に一度の研修のあとに、GoogleMeetでランチ会を開催しています。
ランチ会では、それぞれの近況を話したり、共感を大切にする弊社ならではの「愛」についてのディスカッションが行われたりしています。

Clubhouseなどの音声SNSをクローズドで使用したり、DiscordWorkleなど「もくもく会(※)」で使用されているツールを使って、常時開設の雑談ルームを設けるのも良いかもしれません。

※もくもく会:同じ場所に集まり、各自が作業や勉強などを持ち寄って自由に黙々と進める会の総称

 

 

③話せる状態にあるか、誰にでも分かるようにする

リモートワークでは「この人に今話しかけても大丈夫か」ということが雰囲気からは判断できません。そのため、社内の共有カレンダーに会議などの予定を登録するのはもちろんのこと、余裕のある時間や忙しくて集中したい時間などは明記しておくと良いでしょう。

相手に少し余裕があることが分かれば、電話やオンライン会議でコミュニケーションを取った際に、雑談が生まれるきっかけとなります。

 

 

④共通の話題をつくる

共通の話題をつくる工夫もあります。

例えば、こんな方法が考えられます。

  • バーチャル背景を日替わりで変える
  • バーチャル背景や部屋の壁に好きな言葉を置く
  • オンライン会議の冒頭または終わりに、近況を話す時間をつくる
  • 定期的に社員の人柄が分かるようなアンケートを実施する
  • お昼休みに社内ラジオを放送する

今のところSlackのみになりますが、社員にインタビューを自動で行ってくれるアプリもあります。

Colla(コラ)では、botが毎日社員の誰かに近況などを質問し、その回答を指定したチャンネルに公開してくれます。雑談のきっかけづくりにおススメのアプリです。

Colla:https://w1557729343-qmp528707.slack.com/apps/A012X57B3N1-colla

 

 

生産性を向上させるために欠かせない「雑談」。

リモートワークでは雑談をつくりだす工夫を意識して行うことが必要です。

今回の記事を参考に、ぜひ自社に合う取り組みを考えていただけたら幸いです。

 

 

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市岡 光子

市岡 光子

ライター。大学職員、PR会社、新規事業開発ベンチャーを経験し、2021年4月よりフリーライターとして独立。様々な企業・メディアで、社員インタビューや書籍に関連した記事などを中心に執筆 しています。IT・スタートアップ、大学教育、読書、星野源さんが得意分野です。3歳の娘のママ。

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