DX(デジタルトランスフォーメーション)推進はリモートワーク導入から始める
コロナ禍を受け、企業は会社全体でDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に舵を切る選択を迫られています。できる限り非対面で企業運営・事業展開を行わざるを得ない状況です。これはつまり、ITを基盤に企業そして展開するビジネスの基盤を移行することが求められているのと同義と言えます。しかしこれほどまでに急な変化を迫られ、対応できている企業はまだまだ少数であると言えるでしょう。
私たちアプトリーの専門領域がリモートワーカーのIT人材マッチングということもあり、最近はDXに関する実に様々なご相談をいただきます。特に多いのが「DXを何から始めればよいか」という内容です。そこで私たちがオススメするのはリモートワークの導入です。
ITツールの導入や社内システムのクラウド化など様々な切り口がある中でなぜリモートワークの導入がDXに繋がるのでしょうか。本稿ではその理由とどうすればリモートワーク=社内のDXを浸透させることができるのか、2点を解説していきます。
働き方をDX=リモートワーク化して、ITやデジタルツールに慣れる
社内のDXは何から始めてよいか分からないという方はまず、メールや基幹システム以外のITツールに慣れることから始めてみましょう。そのためにリモートワークはうってつけなのです。例えばコミュニケーションツールはチャット、テレビ会議、その他タスク管理ツールが考えられます。ファイル管理はストレージサービスが利用できます。稟議であればワークフローシステムも活用できるでしょう。
このように普段のビジネスシーンはDXの場がたくさんあるわけですが、こうしたシステム導入はあくまでツール、使いこなすことが重要です。すでにリモートワークの不便さから、リモートワークを縮小・やめた企業が2割も出てきてしまっている調査結果があります。
参考:朝日新聞より https://www.asahi.com/articles/ASNDG72XZND8ULFA01Z.html
ユーザー、企業向けのビジネス展開のDX化は、自社内の運営よりもさらに難易度が上がります。そのためのステップとしてまず自分たちがITツールに慣れる必要があるのです。ぜひ諦めずに自分たちのDXに取り組んでいただきたいと思います。
具体的なリモートワーク導入方法はこちらの記事をご覧ください。
→リモートワーク導入方法