クライアントがフリーランスに対しての[愛着心」を求めるのは間違っているのか

クライアントがフリーランスに対しての[愛着心」を求めるのは間違っているのか

今回のテーマは、会社に帰属しないという働き方を選択したフリーランスに、仕事相手の会社もしくは人に愛着心を持つことを求められるか、
賛否両論ありそうなこのテーマを”感情的視点”と”ビジネス的視点”から紐解いていきます。

フリーランスがどのような考えを持っているのかという点にも着目しているので、これからフリーランスにお仕事を依頼しようと考えている企業様も必見です。

“感情的視点”から見ると、答えは「Yes」です

これには、フリーランスがフリーランスという働き方を選択した理由が大きく関わっています。

一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会が行ったアンケート調査では、今の働き方(フリーランス)を選んだ理由について
次の通り結果が出ています。

最も多かったのが「自分の裁量で仕事をするため」の56.0%。

1位と同じく半数以上の割合を占めたのが「働く時間/場所を自由にするため」で50.2%。その次が10%下がって「より自分の能力/資格を生かすため」43.3%。

この結果から、フリーランスを選択する人は、全てにおいて自分自身の意思決定によって仕事ができることに重きを置いていることがわかります。

これには当然ながら”仕事相手”も含まれるでしょう。

つまり、どれだけ条件が良くても一緒に仕事ができないと思うようなクライアントの場合はそもそも仕事相手にしないという選択が容易に取れるということです。

 

この点は会社員との大きな”差”であり、フリーランスが勝っている点でもあります。会社や上司の命令によって仕事をするのではなく、仕事内容や相手を自分自身の意思によって
取捨選択することはクライアントとの深い関係性を築くハードルをグンと下げることに繋がります。

加えて、同協会の調査で、フリーランスの働き方の課題として、50%以上が「収入がなかなか安定しない」と回答しています。

安定した収入を得るには、長くお付き合いのできるクライアントと出会えることが1番の解決策です。

フリーランスの懐事情的にも出来ることなら、長く、深くクライアントとお付き合いをしていきたいと考えるのは当然のことなのです。

最終的に愛着心を持って仕事をするかどうかは各案件やフリーランス個人の性格にもよりますが、少なくとも、会社員に対してよりは

 

「クライアントの要望に対して応えたい」という思いや、携わるクライアントの事業、商品、サービスなどに対する思い入れという感情を
求められるでしょう。

 

“ビジネス的視点”からでは「No」です

理由は、フリーランスのほとんどが一人称での仕事経験が浅いからです。

フリーランスの経験年数については、同調査で2年未満で取引が1社のみのフリーランスまたはパラレルワーカーが約40%いることもわかりました。

単純にフリーランス人口の40%を占めているという訳ではありませんが、フリーランスという働き方が浸透したのがここ数年であることを考慮しても、

一人称での仕事経験が豊富なフリーランスは数少ないと考えられます。クライアントがその経験豊富な人材を見極めるとなるとさらに難易度は上がることでしょう。

一人称での仕事経験が浅いとなぜ愛着心を求められないか?

求められないわけではなく、愛着心、つまりクライアントとの感情的、情緒的な繋がりが深くなることによって、仕事への責任感が薄れるリスクが高まるのです。

たとえば、重要なスケジュールの遅延をLINEで深夜に連絡してくるかもしれません。

納期のずれを悪びれることなく依頼してくるかもしれません。

品質の妥協があるかもしれません。

そもそもフリーランスでの経験がない、もしくは浅い人と深い関係性を築くことは、仕事とプライベートの境目が曖昧になり、仲のいいクライアントだからまあいっか。
といった緩みを生じさせかねません。

 

その緩みが生じたときは、深い関係正どころか信頼すら築くことはできないでしょう。

そして、ビジネス的視点においては、クライアント側から考えても「No」となる確率が高いです。

前述したように、自由度の高さを求めてフリーランスになった人が多く、そうするとやはり中には自由を超えて無責任なフリーランスの方も出てきます。

ネットでは、そういうフリーランスにあたったクライアント側の企業の口コミが出回り、溢れています。

そうすると、必然的に発注をかけたいクライアント側も、最初から大きな仕事、高単価の仕事、重要な仕事を発注するのではなく、必要最低限の仕事をフリーランスに外注しようという
心理が働くわけです。そして短納期、短契約、低単価の仕事が多くなり、フリーランスとクライアントの関係性は軽薄でも構わない、という仕事を発注することになります。

その中で愛着心を求めるというのは非常に難しいでしょう。

 

結論として、やはり今のフリーランス慣れしていない日本ではフリーランス側も中々理想のクライアントとお仕事する機会を得ることが難しく、

クライアント側もフリーランスの人材選定や発注に不安を抱えており、ビジネスを超えた愛着心までをも求めることは非常に難易度が高い傾向にあります。

 

そういう時にはまずはマッチングサービスを介してクライアントと出会うことが一つの解決策になります。

アプリケーションなどのプラットフォームではなくあくまで人的なサービスが良いでしょう。

フリーランスの本人のスキルや性格をしっかり把握し、また、クライアント側の発注内容を理解する。そしてその仕事を受注できる人材を選定し、マッチングする。

 

このプロセスを通して出会うことができれば、クライアント側も安心して収容な仕事や規模の大きな仕事を任せることができ、その仕事を責任をもってこなす中で
自然とクライアントへの愛着心や貢献したい思いが芽生えることでしょう。

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佐々木 僚

佐々木 僚

アプトリーのWEBライター。 リモートワークを身近な存在にするために、自社内での実例など交えながらせきららに記事を書いていきます。 実業務では主にPHPを。HTML,CSS.JSなどは使いますが…というレベルです。 リモートワークを導入してみたい。どういったものなのかを知りたいという方向けに掘り下げた記事を主に作成します。

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