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リモートワーク未経験者に一番初めに知っておいてほしいこと

リモートワーク未経験者に一番初めに知っておいてほしいこと

最近では、リモートワークによる仕事スタイルが定着してきています。

自宅にいながら、子供の面倒を見つつ、自分の能力を活かして仕事に精を出せるというのは、働く上で非常に有効な手段と言えるでしょう。

ただ、未経験者の方はどのように仕事をこなしていけば良いのか、不安に感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

リモートワークを行うためには、まずパソコンの扱いが必須と言えるでしょう。

会社から支給されたパソコンを使用したり、個人所有のパソコンを使用したり、状況は違いますが、パソコンを使用するというところは共通です。

リモートワークと言っても形態が様々ある

また、リモートワークと一言で言っても、雇用形態などについては、もう少し細かく分類されます。

ハイブリッド・リモートワークとは、企業に正規雇用され、週の何日かをメインのオフィスで働き、それ以外の日は遠隔で従事する形態のことです。

フルタイム・リモートワークとは、企業に正規雇用され、勤務時間の100%を遠隔の業務により従事する形態のことです。

リモート・アウトソースとは、勤務時間の100%を遠隔で業務を進行するが、正規雇用者ではない外部契約の形態ことです。

テンポラリー・リモートワークとは、オンラインミーティングなど、一時的に短い時間、遠隔で業務を行う形態のことです。

以上のように、雇われる形態によっても差異があります。

リモートワークならではのメリットを知ろう

また、これからリモートワークを始められる方にはご理解いただきたいのですが、こういったメリットもあります。

例えば、通勤時間の短縮です。

少しの時間と考えられる通勤の時間と認識してしまいがちですが、通期時間が長時間に及ぶと健康に悪影響を及ぼすとの学術的根拠に基づいた報告もあるほどです。

ストレスが増えたり、体重が増えたりなどの人間に与える影響は非常に大きいのです。

 

特に気にしないといけないのは、精神面です。最近では、新入社員がすぐにメンタル不調を起こして、休んでしまったりという事例もあります。

違った側面からのデメリットを論じるのであれば、通勤時間が長時間に及ぶと家庭内不和へとつながり、離婚率が40%増加するという報告もあるほどです。こうした社員のストレスの発生原因がリモートワークという勤務形態によって減らすことができるのです。

また、通勤時間が短くなるということは、社員が自分自身のために費やせる時間が増えると言うことです。

趣味を持っておられる方などは、それらを楽しむ時間や、家庭を持っておられる方は、家族との団らんの時間であったり、小さな子供の面倒を見る時間に充てることも可能です。このよう、メンタルヘルスに絶大な効果発現があります。

勤務地が固定されていないということは、働く場所にとらわれないということです。

例えば、家族の人事異動などに伴う転勤があったとしても、単身赴任させる必要がないのです。

働く場所はどこであっても、パソコンがあれば仕事ができるのです。これは、非常に大きなメリットであり、今までの勤務形態とは大きく一線を画する内容でしょう。こういった面でも、リモートワークの勤務形態が優れているも言えるでしょう。

注意点をよく理解しておこう

しかし、リモートワークならではの注意点も存在します。

それは、情報のセキュリティです。仕事の成果をデータとしてやりとりすることが非常に多いため、セキュリティに関する認識はきちんとする必要があります。

まずは、会社のセキュリティポリシーを確認しましょう。

会社でどのような指針を用いてセキュリティを実施しているかです。最悪の事態を想定すると、パソコンを紛失してしまうなどです。

 

こういった場合に、会社から遠隔操作をしてもらってアカウントを停止したりすることも、状況によっては可能です。非常事態において、情報漏洩させないため自分自身がどのように行動しないといけないのか、行動指針のようなものを自ら事前に決めておくことは非常に重要で効果的であると考えます。

 

また、パソコンを第三者に触られないようにという観点か、パスワードの設定は必須でしょう。

 

普段、日常的に使用しているパスワードとは全く独立させたワードで設定することにより、日常生活の中から発生するリスクを低減させることが可能です。パスワードも、多重認証をかけておきましょう。最近では、オンライン銀行へのアクセスなど、財に係わる部分のセキュリティでは非常に多用されています。

端末へのパスワード認証を第1ステップとして、第2ステップはスマホなどへワンタイムキーを送付させて、それもパソコンへ入力しないとパソコンを展開できないようにするのです。そうすることにより、更に強固なセキュリティをかけることができます。

 

また、パソコン本体へ不正アクセスされるハッキングやクラッキングなどに対するセキュリティ対策も重要です。インターネットに繋いでいるわけですから、外部より悪質な攻撃を受けることは充分想定されます。それらを防ぐためにセキュリティ対策ソフトをインストールし、常に最新版の定義ファイルを適用させることにより、外部からの攻撃をシャットアウトさせるファイアウォールを展開するのです。

 

ここまでは、ハード関連で記載させて頂きましたが、ソフト関連でのセキュリティも非常に重要です。

扱うファイルで多いものは、Word、Excel、PowerPointなどです。これらのファイルを展開するときにパスワードを設定するのです。ここでも、パソコン展開時や日常的に使用しているパスワードは控えます。

これらの、ハード面及びソフト面のセキュリティを万全にすることにより、安全にリモートワークを行えるようになると考えます。

 

 

以上、リモートワークついて概要を説明させて頂きましたが。未経験者の方は、色々と不安に思われることもあるかもしれませんが、ここに記載をさせて頂いたメリット、注意点などを正しくご認識いただくことで、少しでも不安が柔らげられるのであれば、幸いです。

昨今の時代背景を鑑みて、多種多様な勤務形態があります。その1つとしてリモートワークも確立されつつありますので、これらを有効活用していただき、皆様にあったワークライフバランスを確立していただけるよう願っています。