働く意味が分かる一冊!『自分を磨く働き方』:安田佳生

      2017/10/20

こんにちは歌川です。

あなたは何のために働いているか明確に話せますか?
今回は、インタビューしている安田さんの本を紹介します。

■『自分を磨く働き方』
著者:安田佳生

■安田さんのインタビュー内容はこちら
【境目研究家・経営者】安田佳生「成果が出るマーケティングの神髄」:前編

※安田さんの記事です。合わせてこちらもお読みください。
売り上げ46億の会社を倒産させて気付いた理想の働き方改革

安田さんはワイキューブの社長経験を経て「雇う」「雇われる」の関係に疑問を持ちました。働くことへの意味を安田節で解説していて非常に面白くもあり参考になります。

僕も職業情報を発信しているのは、この本に書かれている想いに近いですし、学生の頃からこの意味をきちんと理解していたら、また違う人生があったのかなと思います。

そんな観点から本書を紐解きましょう。

仕事はそもそも我慢するものではない。

むしろ、楽しいものである。食事を楽しんだり、旅行を楽しんだりするのと同じように、「仕事をすること自体が楽しい」と感じられるものであるべきだ。
※本書引用

とっても共感するところです。
仕事は好きなこと、楽しいことをした方がいいと思いながらも、行動出来ずに仕事はつまらないと感じている方は多いのではないでしょうか。

僕の会社員時代を思い出すと『仕事=給料』と考えていて、嫌なことや我慢することが仕事だと思っていました。(いや、むしろそのように洗脳されていたと言っていいぐらい)
ここでは「なぜ、このような考え方になるのか?」が書かれています。

会社へ行く理由が「責任感」の方へ

好きでもなければ得意でもない仕事を与えられた人にとって、モチベーションを高めることは非常に難しい。自分の能力が見込まれたわけでもなく、自分にしか出来ない仕事というわけでもない。代わりなどいくらでもいる仕事をこなすだけの日々に、やる気など起きようはずもない。そんな人たちが拠り所にしたのが、「責任感」という呪文である。

もちろん、何事においても責任感を持つことは大事である。期日までに仕事を終わらせること。手を抜かず仕事のクオリティを上げること。これらは社会人なら当然の仕事の作法である。しかし、責任感をモチベーションにしてはいけない。

たとえば「彼女の妊娠」「彼女の年齢」「長く付き合ったこと」だけを理由に責任感だけで結婚しようとする。それでうまくいく人もいるかもしれないが、私に言わせれば、そのような結婚生活がうまくいくとは思えない。やはり自分の気持ちを大切にして「相手のことが好き」「この人と一緒にいたい」と思える人と結婚することが重要だ。相手を愛しく思う気持ちがあれば、多少の荒波は乗り越えられる。
仕事も同じである。自分の内から湧き出る情熱をなくして、会社のため、利益のため、家族のために働いても、仕事はつまらないだけだ。
※本書引用

いや~ここに触れましたね。『タブー』とも思われる責任感についても書かれています。
中学生の頃に先生から「責任感があるね!」と言われて、嬉しい半分、なぜそう言われるのかと疑問に思いました。

疑問に思った理由は、先生の言ったことに対して忠実に行動する人間にするために、責任感という言葉を使って教育していると感じたんですよね。「洗脳だ!」と思い反抗していた記憶があります(笑)

このように、そのまま真に受けると思考停止になり選択肢を狭めることになるので、皆さんも責任感について考えてみてはいかがでしょうか。

しかし、「そんなことを言ってたら食べていけない」と思いますよね。
安心してください。お金の話もしっかり書かれています。

「会社を辞めたら食べていけない」の検証

「会社を辞めたら食べていけない、いまの会社で働くしかないんだ」彼らの言い分はこうだ。選択肢がないから辞められない。仕方がないから、嫌だけども会社へ行く。

しかし、本当に選択はないのだろうか。食べていくだけなら、会社員である必要はない。持っているスキルを誰かに買ってもらえればいいのである。
※本書引用

皆さんは会社に勤めないとお金は稼げないと考えていますか?
私の友人にフリーのプロカメラマンがいますが、その人は1社だけではなく、何社かの仕事を受けて活動しています。

1社の仕事だけだと月に5万円しか稼げないから、あと4社同じ仕事をして月20万円にするという思考。
クラウドソーシングもそうですが、本書ではポッドキャスト番組制作やカブトムシ博士、ウルトラマンセブンのフィギア制作など、会社員以外の様々な働き方の事例が学べます。

仕事=会社員という選択肢以外の働き方はインタビューをしていて実感しているところです。
ネットが使える今の時代はフリーになった方が稼げるという勇気をもらえますし、自分のスキルを考えるきっかけにもなります。

カネで買われる人生からの脱出

お金の誕生は「役割」としての仕事の性質も大きく変えた。お金が生まれる前は、感謝の気持ちが仕事への報酬だった。

しかし、やがてお金が誕生すると、物々交換にお金が介在したように、仕事にもお金が介在するようになった。

また、ものに値段がついたように、仕事にも値段がついた。お金になる仕事が好まれるようになり、稼ぐために嫌な仕事も我慢して引き受けるようになる。お金になるものが仕事で、お金にならないものは仕事ではない、という認識も生まれてきた。
こうして、仕事は「お金を稼ぐための手段」へと変貌していったのである。もはや、得意と得意の交換ではなくなった。仕事は、どんどんつまらなくなっていった。
※本書引用

ここからお金に関する本質的な内容に入っていきます。
私もお金は大事です。「お金がないと生きていけない」のはその通りだと思います。
しかし、仕事の対価がすべてお金でなくてもいいのではないでしょうか。

例えば、僕の友人にエンジニア 兼 農家をしている方がいるのですが、サイト構築やお米をタダでもらったりしていますし、別の弁護士の友人からは契約書を作ってもらったりしています。
どうしてかというと、お金以外の「価値」を提供しているからです。

具体的には事務所をコワーキングスペースのように使わせたり、本をあげたり、冷蔵庫をあげたり、はたまた悩みを聞いたりして、その人が望んていることはお金をもらわずにしています。
これは本来当たり前なことではないでしょうか。

このように、安田さん自身も会社を倒産させてお金がなくても、自分のスキルを提供してご飯をおごってもらい生活が出来るという自分の経験も含めて書かれています。

稼ぐために働くのか、役立つために働くのか

もしあなたが、仕事にやりがいを感じられないとしたら、それは役割としての仕事を選んでいるのかもしれない。多くの人は就職にあたって会社を選ぶが、仕事は選んでいない。会社に与えられた業務が、仕事になっているだけである。
いまの就職活動が、就社活動になっていることの弊害といえよう。
※本書引用

まさに僕の想いにぴったり。
会社選びではなく、職業選びをして欲しいと考えから職業情報を発信しています。
自分に何が出来るかをしっかり考えるのが大事なので、あの会社が有名だとか安定だとかいうだけで就職を決めると後悔しますよね・・・。

仕事は誰と働くかが重要

仕事の楽しさは「誰とやるか」によって大きく左右される。

「あの人は嫌いだから一緒に仕事をしたくない」と言おうものなら、「わがままだ」とか、「考え方が甘い」などど非難されるし、就職や採用の場面でも「誰と仕事をするか」はほとんど考慮されていない。

その結果、条件を絞り込んで選抜したものの、入社してみたら「こんな会社だとは思わなかった」とか、採用してみたら「こんな人を採用したつもりはなかったのに」と後悔することにあるのだ。
※本書引用

職場の悩みのほとんどが人間関係なので「何をするかより誰とするか」は非常に重要です。

会社員時代の話ですが、あるプロジェクトを進めるときに、上司に対して「内容より誰とするかが大事なのでメンバー選びをさせてください」と言ったら「そんなの俺が決めたメンバーでとりあえずやれ!」と言われたのを覚えています。

案の定まとまらずダメになりました・・・。
このように後悔しないためには、仕事内容よりもどのような人が居るかを知るのが必要です。
これから就職するなら社員に直接会いに行くか、SNSなど活用してコミュニケーションするのをおすすめします。
私も求人告知を目的とするインタビューの場合は『人となり』が伝わるような取材を心がけています。

いかがでしょうか。
働くことの意味を考えて本質が理解できる一冊になっています。インタビューと合わせて読んでみてください。

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歌川貴之

プロインタビュアー/仕事と空き家マッチングが最も得意。インタビュー求人情報サイトを運営し、企業向けに販促用のコンテンツ制作をしている。個人事業主のお店から芸能人・上場企業の社長など、様々な職業1,000人以上に会ってきた。

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