【料亭】大塩真理 「会津の個室料亭の接客のコツ」:前編

      2017/10/12

割烹料亭 萬花楼(まんげろう)の女将 大塩さんのインタビュー前編です。

大塩真理氏
萬花楼(まんげろう)四代目女将
1976年4月29日。東京都生まれ。
2歳で会津若松市へ引っ越し、その後家業である萬花楼の四代目女将になる。
趣味は買物とマリンスポーツと食べる事。

※萬花楼では人材募集中!
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求人情報】割烹料亭 「萬花楼」(まんげろう)

萬花楼(まんげろう)の由来

ー大塩さんにはいつもお世話になっています。今日もよろしくお願いします!

こちらこそ、お世話になっています。
歌川君よろしくね!

ーまずは、萬花楼(まんげろう)という店名の由来をお伝えします。

-萬花楼・まんげろう-
当店は昭和四年四月に開店させていただきましたが、この店名については創業者大塩クマが、昭和三年当時に大映映画「萬花地獄」という映画がヒットしており、主演の長谷川一夫のファンだったことからこの名前を用い、料理屋料亭が楼閣の別名で呼ばれていたので、店名を「萬花楼」と付けさせて頂いたとの事です。
※HPから抜粋

ーという由来だそうです。小さい頃から何か聞いていましたか?

ホントこのままですが、命名が単純だよね~(笑)
私は、この俳優さんや映画は全く知らないですが、
萬花楼っていうと割烹だからちゃんとした理由があると思ったらこんな理由だとは(笑)

ーお店が出来て80年以上、老舗ですね。

そうですね。私が女将になったのがちょうど80年で、今は88年になりました。

女将になるまでは年齢層の違いに戸惑いがあった

ー小さな頃から家業を継ぐ想いはあったのですか?

女将になるっていうよりは見て育っただけで、小さい頃はそこまで意識が無かったですね。
私は記憶にないですが、親はずっと「親元がいいんだよ」と言っていたそうです。
それがあったのか年頃になって「実家に帰るんだ」と思い自然と女将になった感じです。

経歴をお話しすると、私の生まれは東京なんです。
父親は会津出身なのですが、高校・大学と東京に出て卒業後に結婚してホテルマンとして働いていました。
その後、長男なので跡継ぎということで、私が2歳の時に会津に戻ってそこからはずっと会津にいます。

私自身は東京の大学を出て、就職活動せずに会津に戻ってきまして、家業に一回入ったのですが、いきなり周りの年齢層が上がったことに戸惑いがありました。
今までは同年代の友達といたのに、突然60.70代、若くて50代という年齢層の方と一緒にいることにストレスが溜まってしまって。

「これはダメだ」と思い、実は半年務めたあと、一度実家を出て東京へ戻ってしまったんですよね。
両親も分かってくれたのですが、ストレスで笑うことも出来ずにいたので、
「2年間でいいので外に出してください」と言って出てしまいました。

ー料亭は若い子からみたら、年齢層や敷居が高い感じがしますよね。

そうだよね。
若い時は「ちょっと違うな」って思って色々な仕事をしました。
接客だけではなく、営業や事務をやったりして様々な人間関係も見てきて。

今まではバイトもしたことなかったので良い経験になりましたし、
逆に他の仕事を経験したことで家業の良さを知れたので良かったです。
数年後、再度家業に入ってからは楽しく仕事が出来るようになりました。

最初の5.6年は大変でしたが、周りの人が良くしてくれたのでここまで来れました。

ーその5,6年の苦労について詳しく教えてください。

まずは、やはり年齢の差でしょうか。
数年間は試行錯誤していました。

挨拶やマナーもあるので、私の母はもっと大変だったと聞いてます。
元々、専業主婦だった中で女将になったので苦労したそうですよ。

私は挨拶は大丈夫でしたが、目上の人との話し方や細かい気遣いにも苦労しましたね。

お客様から見たらここに通ってるので知ってて当然という気持ちがあるので、顔と名前の一致は大切です。

やりたい仕事があれば、すぐにやる!

ー料亭に来る人は社会的立場が上の方が多いので、気を遣う仕事かなと思います。

そうですね。飲み物とか無くなってきたら「おつぎしますか?」は当たり前。
その方の飲み物も決まっているので、料理の出すタイミングも大事です。

見ていると少しずつ分かってきますが、そこまでいくのに時間がかかりますね。
料亭のお客様は「いつもの」といえば出てくる満足感もあるので。

ーそんな中で、お仕事のやりがいはどの辺りでしょうか?

お客様から「ありがとう、また来るね」と笑顔で感謝されることですね。
接待も多いので「今日、この出し方良かったよ」とか「このお酒美味しかった」など言われるのは本当に嬉しい。

ー接待のコツはどこでしょうか?

そうですね。
私独自で感覚的にやっているところはあります。
これはマニュアルとかではなく、個性だと思うんですよね。

ロボットじゃないので、いくら教えても同じようには出来ないですが、その分、お客様に注意もされる時もありますし、空回りしているかもしれません。

しかし、失敗を経験してどんどん積み重ねています。
どの仕事も失敗しながら覚えていくので同じではないでしょうか。

ー苦労でいうと先ほどの他に何かありますか?

意外とプラス思考なので、その他はあまりないかもしれませんね。
楽しいことしか考えないようにしてます。
逆にそれも良くないと言われるときもありますが(笑)

けど、楽しくないと仕事は続かないですよね。
お金をもらっても嫌な仕事は嫌なので。

ー料亭で働きたい方へアドバイスはありますか?

働きたいと思ったらやってみるのをおすすめします。
何事もチャレンジだと思うので色々経験してみてください。

先がどうこう考えたら何も出来ないので、
チャレンジ出来るときにした方がいいですよ。

私の年齢でも色々挑戦してますし、失敗を恐れずやって欲しいです。
そして、チャレンジすると笑顔になりますし。
歌川君はいつも笑顔だよね!

ーありがとうございます!今後の目標はありますか?

料亭は年々減っているので、大変なところだと思いますが、ここまで守ってきたものは守り続けたいです。
100周年が近づいているので、皆さんに祝ってもらえるように頑張ります。

後編へ続く

仕事とプライベートの分け方!」:後編

是非、音声でもお聴きください!

〇萬花楼では、人材募集中です!

萬花楼
住所: 〒965-0872
福島県会津若松市東栄町10−6
電話: 0120-277-654

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歌川貴之

インタビュー求人情報サイトを運営し、企業向けに販促用のコンテンツ制作をしている。個人事業主のお店から芸能人・上場企業の社長など、様々な職業1,000人以上に会ってきた。2018年に仕事と住居マッチングサイト『ジョブホーム』リリース

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