【デザイン】中村俊介「地方ビジネスの成功秘訣とは?福岡の観光グルメも公開!」:後編

      2017/10/26

株式会社しくみデザイン 代表取締役 中村さんのインタビュー後編です。

※前編はこちら
「福岡注目ベンチャー!楽しむしくみを生み出す仕事内容がまるわかり!」:前編

新規ビジネスを立ち上げる秘訣

—仕事は東京からの依頼も多いと思います。中村さんのように地方にいて都会の仕事を受けたいと考えている方へアドバイスいただけますか?

そうですね。
今は結果的に半分以上は東京からの仕事なんですけど、取ってきたつもりはないですね(笑)。
方法としては、もちろん情報発信しないと誰にも伝わらないので。それも全然僕らは足りてないと思っているんです。まずは、どこか知ってもらわなければいけない。

その中で、一般に知られなくてもその業界の人たちに知ってもらうという事をしないと進まないなと今すごく実感しているところなんです。
しかも、競合が出来ることをやってると、身近な方に頼むじゃないですか。

—確かに距離的にも近い人の方が頼みやすいです。
だから、しくみデザインに頼まなきゃいけないことがなくなってしまうと、東京の近くの知っているとこに頼んじゃうだろうなと思うわけですよ。それをちゃんとキープをしなければいけません。

ずっとここまでは、そもそもこういうことをビジネスとしてやっている会社が日本にどこにもなかった時から始めているので、一択になり特徴でもあるし強みでした。

当時は、ビジネスの領域がなかったので、当然案件とかも全然ないです。最初何年かは、何かあったらうちに頼むしかないぐらいの状況だったわけなんですよ。それで、実績積みながら900以上作っているんで、日本で見たらダントツ多いですね。

—900はすごいですね!
小さいのも含めてですけど。そうすると、その時点で「どっかで見たあれ何?どこが作ったの?」っていったら、しくみデザインが作ったっていう状況が最初何年かで作れました。
そうすると、よっぽど大対する別のものがなければ、やっぱり場所とかじゃなくて、そこに頼みたいと思ってくれるっていうのはあるんです。

もちろんは福岡にいるってことは、距離的な不利ではあるので、東京へ行くんですけど。福岡はわりかし飛行機でいけちゃうので、時間的な距離は近いですね。なので、バーっといって打ち合わせして、作るのはどこでもいい。というのをやってるので、武器さえちゃんと持っていればなんとかなるんじゃないかなとは思っているんです。

最近は僕らがやっていることに近いことをやり始めた会社がすごい増えてきましたね。でも、それは技術が進んだからではあるんです。パソコンもガンガン早くなったんで、ノウハウそんなに無くても割と作れちゃう。

ハードウェアの速度でカバーしちゃうとかが出来るようになって来てるので、やっぱこうちょっとやってみようと思って作れるようになってきているから、そうすると、まだ当然いままでの経験とか実績も含めて色々あるので、僕らにもアドバンテージがあるんですけど、似たようなことを、東京中心にやってる人たちがいっぱいになってくると、似たようなことできるなら、こっちに頼めばいいやになっていきがちだと思うんですね。

それをキープするためには、じゃあ僕らは次どうしようかというのは、今すごく考えるべきところでもあるんです。

その一つの方法として、「神楽」や「Springin’」だったりとか、プロダクトさえあれば、場所とかどうでもいいということになったりとか。そもそもどちらにも言語を入れてないんですけど、国に関係なく楽しむとか作れたりとかするようなそういうものをちゃんとフォーカスして、それは今までの経験があるから作れるもの、ってなければパッと真似するのもなかなか難しくなると思うんです。というのを作って読み出して、福岡だろうが東京だろう関係ない。ここまで福岡にいるので、今更どこに行くのも特にないので、それだったら、まあサンフランシスコも東京も北京とかもおんなじ1都市でしかないという風に言えるようになっていけば、場所とか関係なくなるだろうなぁっていう風には今思っています。

田舎でビジネスを始めればコストが安い!

—僕は東京の仕事を田舎でできるようになると、地域活性化になると考えています。

よく東京から仕事を持ってくると簡単に言うと思うんですけども、実際にやるのはやっぱそういう実績作りも含めて、全くどこもやってないとこから始めなくてはいけないっていう状況があるので簡単に出来ることではないと思います。

誰もあまりやってないことというのは、要するにビジネスになりにくいってことなんですよ。だから、お金も産むかどうかわからない状態で始めようと思ったら、コストがかからないので、むしろ地方のやりやすいです。

主に生活コストですよね。事務所やご飯とかそういうのも全部含めて、やっぱりコストを低めで始められると思うと、みんな何それ?って言ってるようなものを始めるためには本当に有利なんですよね。

福岡の美味しいグルメ紹介

—ここからは、話がガラッと変わりますが、せっかく今日福岡に来てまして、オススメのグルメはありますか?

やっぱり福岡って言ったら、食べ物になるんだな思います。実際に食べ物はすごく美味しいで、勧めるなら、やっぱりご飯系になりがちです。

なんか最近ですね、昔色々紹介したんですけど、僕が好きなところが流行ってきて結構知られてしまって(笑)なので、なかなかそれ知ってるみたいお店ばっかりで、知る人ぞ知るみたいなのじゃなくなってきているのかちょっと残念ですね。

—もしよければこの店の名前とか、よく行くところを教えてください。
福岡で友達と来たときに食べてもらいたいのじゃ、焼き鳥と水炊きと餃子かな。もつ鍋は好き嫌いあるので、

—昨日実はもつ鍋いったんですよ。
どこ行きました?

—「一藤」というところです。

一藤
いいですね!あそこ美味しいですよね!

—僕らも知識がなかったので、ネットで検索するという一般的な手法をとったんですけど。
会社の近くだと、「游心」の餃子が美味しいですね。隠れ家っぽくて見つけるのが大変なんですけど、好きかな。あとは、皮が王道なんですけど、「粋恭」の鶏皮が好きですね。皮がしっかりと何度も仕込むので、とても美味しいです。

游心

楽しくやれないと続かない

—続いて、これから社会人になるような人。もしくは中村さんみたいなお仕事を目指している人に対してエールというか。こういう考えを持って、こういう行動をしたら成功できるじゃないかなというか、何か中村さんの考えをお伺いしたいなと思うんですけど。
まあ僕そんな成功してるのかっていうと、まだなんですけど。今まで結構ずっと運よくうまいこと行ってるんですよね。どんな大変な場面でもなんとかなってるすけど。

なんでかなと思ったら、一つ大きく思っていることとして、何やるのも楽しそうにやる。実際に本当に楽しむんですけど、全力で楽しそうな人のところには割と自然と助け舟は出てくるし、協力してくれる人が出てくるし、その後繋がったりすることも多いので、何をするにしてもすごい楽しそうっていう人が結果的にうまくいくんじゃないかなっていう風に思います。

—その一歩としてまずは好きなことを見つけるのがいいんですかね。
それも一つですね。あと、別に自分の目の前にあるやつでも楽しくやれば楽しくやれるじゃないですか。それでも、どう頑張っても楽しめなかったらもうやめちゃえばいいと思うけど思うんですけど。向いてないってことですから。そこはいい具合に取捨選択をして、楽しむ。

そうすると、逆に考えた時に、誰と仕事したいかなと思ったら、めっちゃ能力の高いけど文句ばっか言ってる人と、能力はそこそこだけどすごい楽しそうな人は、絶対こっちと仕事したいなと思うので。

—それはわかります。
そうやって考えると、大事なのはそっちじゃないかなと思います。

質問者もインタビューに同席

歌川:今日のインタビューには質問したい方も同席しているので、お答えいただければと思います。

質問者:プロジェクトを進める時の体制なんですが、わりと少数精鋭な会社さんだと思うんですけど、どういう体制でそのプロジェクトを進めてられているんですか?かどういう役割の人がその一つのプロジェクトに関わるんですか?

中村:弊社は11人しかいなくて、本当に人数が少なくて、それぞれみんな能力が違う人達が集まってるんですね。なので、あの何かを作ろうと思ったら、デザイナーとプログラマーと、後だいたい音が入っているのでサウンドクリエーターと。という形でチームを組むんですけど、大体一緒なんですね。

多少メンバーが内容によってウェブの人が増えたりとか。という感じなので、管理する人は別にいないですねゴールは確実に決まっているわけです。プロジェクトだったら、何日に納品するっていうのが決まって、何を納品するかというのも最初の段階である程度決まるんです。そしたらもう誰が何をするかはみんな自分でわかるので、測最終的な時間に間に合うようにそれぞれがみんなでやるという感じです。

歌川:まさに今の立場は、そこをまとめる立場にもありますもんね。

質問者:私は仕事がディレクションをしていて。でも、今お話を聞くと、デザイナーさんとかプログラマーさんが、それぞれ自立されているような印象を受けました。

中村:そうですね。自立はもちろんしているし、ディレクションをする人はその内の誰かなんですよ。大体デザイナーですけど。なので、その彼が結果的にまとめるっていう形になる。

あとは、それぞれ自分のパートが違うでの、任せたらちゃんと任せるというようにしないと、頼んだのに口出されたら嫌だったりとかするので。やっぱりたぶん最終的にそれが今の形を作ったんだろうなと思います。

質問者:少数精鋭でやっていらっしゃって、これから先メンバーを増やしたいとか、会社を大きくしたいということはないですか?今の規模がいいのか、大きくしたいのかというのはどうでしょうか?

中村:現時点ではどっちでもないです。必要があれば大きくなればいいし、必要なければ小さければいいっていうだけなので。会社の規模とかには、特にあの関心がない。まぁ目的じゃないからですね。

可能性として大きくせざるを得ない、大きくなる可能性はあるなと思っていて、それはこういう自社プロダクトを出し始めたらケアをする必要が出てきたりとか、各場所、日本だけでなく各国でユーザーサポートする必要が出てきたりとかっていう可能性を考えると、今の人数では絶対無理っていう時が来ると思うけど。

それは会社を大きくしたいとかそういうことではなくて。今作っているものを世界中に広めようと思ったら、人は足りなくなるだろうなって思っているだけなので。
だから、あんまり最適はこうみたいのは思ってないんですけど、今ぐらいの人数が楽だなと思います。全部全員がそれぞれ把握できるというというか。これが30人とか50人ぐらいなってくると、だんだん組織化しないと分かんなくなってきちゃうだろうなと思うのです。

それは多分どっかでそこを悩んで選択するときはあるだろうなと思うんですけど、別にそうしたいと思ってないし、したくないとも思ってないので。そこは常に状況を見てないで臨機応変にしようと思っています。

質問者:アプリとかも拝見させていただいたんですけど、日本以外でも広めていきたいという思いは今ありますか?

中村:ありますね。
一つは、日本の市場だけで見ている時代でもないかなと思っているのと。もう一つは、うちが作ってるものは国を関係ないものが非常に多いので、やんなきゃもったいないかなとも思っている。なので、積極的にやっていきたいなと思います。

質問者:神楽のパフォーマンスのビデオとかも見て、すごくかっこよくて。

中村:楽器弾けないのにみんなの前で演奏するみたいなことになってるじゃないですか。なので、一つ夢が叶ったみたいなもんですけどね。そういう事も出来たりするし。それもあのいろんな国で神楽のデモとかをしに、去年とか特にいろんな国なんですけど。どこの国の人の反応も良いし、一緒なんですよ。だから国は関係ないなってすごく思いました。

歌川:福岡もベンチャー企業に力を入れているっていう話を聞くんですけど、具体的に中村さんが福岡にいらっしゃって、どういうところが力を入れているということはありますか?

中村:市長でしょうね。それが強いと思います。

歌川:情報の発信の量もすごいですもんね、話すのがうまいですもんね。僕から見た魅力的な市長だなと思います。

中村:市長が世代もちょっと上ぐらいなんで、わりかし世代も近いですよね。特にうちも12年ですけど、大体5年から10年ぐらい前に会社を福岡でやって、今も残ったり大きくなっている人達っていうのが市長と同じぐらいですので、ちょうどその応援したことによって出てくる前の支えている人達が大体そう何人かいたりするので。

その辺が今強いところではないかなと思います。うちはそんなに古くはないですけど、「SLUSH ASIA?」の時だったりとかですね。
だけど、割と色んな所へ、僕の知り合いとかが仲良い人もいたりとか。そんな感じで、市長も気安く応じてくれるので、わりと話はしやすかったでしょうね。
その辺とかを支えている人たちと、二層になってるのが今いいとこなんじゃないかなと。まだし始めたばかりので、うまくいくかいかないも全然わかんないけど、「STARTUP CAFE」を作ったりとか。

歌川:昨日行きました!

いいですね!そういう実際すぐやれることを、行政がやることってそんなにないじゃないですか。補助金をいっぱい出したらうまくいくというと、そうでもないので。

何が大事かというと、今回福岡がどうもスタートアップ熱いらしいよって言って、福島から来てくれるみたいな状況が作れてるのが良いことなんですよね。
住んでる人たちよりも、周りがちょっと福岡すごいらしいよって思うことによって注目されたりとか、しくみデザインは、福岡の会社です。というのを言っても、「ふーん、福岡か。」だったのが、「最近福岡熱いですもんね」ってなるっていう差は大きいですよね。そういうのは、雰囲気として作れてるっていうのが、むしろ一番大事だったりするかもしれないですね。

歌川:最後に一言あればお願いします。

「神楽」と、「Springin’」がやっと世に出せるというか、販売を始められるので。
「Springin’」はapp store で買えます。「Springin’」で検索してくれると出て来ます。月額でやってるんすけど、結構本当に作って出しているので、子供は絶対楽しい。大人もやったらはまるという感じなので、是非チェックしてもらいです。

あと、「神楽」は、自分の音楽が簡単に作れるような。ドラッグアンドドロップでアイコン置いて、音置いて、というぐらいで作れちゃうぐらいなので、そこからパフォーマンスまで出来るし、パーティーでみんなが楽しむようなツールとして使えることが割とできるようになるので、是非その辺もチェックをしてもらって、神楽.cc でメールアドレス登録してもらうと無料版が手に入るので、それで無料版をまず試してもらえると嬉しいなって思います。

是非、音声でもお聴きください!

株式会社しくみデザイン
資本金 10,000,000 円
設立日 2005年2月4日
代表取締役 中村俊介(芸術工学博士)
所在地 〒812-0011
福岡市博多区博多駅前4-8-15博多鳳城ビル401
Tel / Fax 092-474-0153
E-mail info@shikumi.co.jp

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歌川貴之

プロインタビュアー/仕事と空き家マッチングが最も得意。生の職業情報を伝える求人情報サイトを運営し、企業向けに販促用のコンテンツ制作をしている。個人事業主のお店から芸能人・上場企業の社長など、様々な職業1,000人以上に会ってきた。

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