【クラウドソーシング】成田修造「効果的な社内マネジメント方法について」:後編

      2017/10/07

株式会社クラウドワークス 取締役 兼 副社長の成田さんにインタビュー記事の後編です。

※前編はこちら
成田修造「経験してきた成功する起業方法とは?」:前編

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仕事で苦労したこと


■続いて、お仕事で大変だったことはありますか?

ありました。その時々で大変なことは異なります。
起業する前の話からすると、私は19歳でアスタミューゼという企業入ったんですけど、
当時は私の次に上の年齢の人が28歳で若い人がいなかったんです。

学生でありながら会社で力を出す必要があるけど社会経験ゼロ。
そんな中で何をすべきかは考え苦労してきました。

まず、話を聞いてもらえるまでになれない。
基本的には経験が少なく影響力が弱いので、自分の中で、もどかしさはありましたね。
まあ、もどかしさを解消できずに辞めたのですが。

その後は、起業しました。
ここで思ったのは、自分で起業するのもやはり大変でした。
1つの事業を成し遂げるというのは、パッとニュースで聞くほど簡単ではないということと、
サービスを出したからといって流行るわけではない。

本当にどうすべきか意味を持ってやらなければ、そんな簡単に事業は流行らない、伸びません。
事業を進める中で、自分の無力さも感じました。

非常に悩みながら、自分がいかにできてないのがよく分かりました。

そして、 クラウドワークスに入ってからは、3年ぐらいは苦労を苦労と感じませんでしたね。
上場するまでの1年間は働く時間ももちろん長くなりますので、
体力的には一番辛かったかもしれないですが、
頂上を目指して上を見ている登山みたいなもので、苦しいけど楽しいみたいな感覚でやっていました。

上場後の現在は、また別の戦い方が必要です。
ベンチャーから本当に世の中に価値を生み続ける偉大な会社になるという挑戦をしてると思ってまして、
それはもしかしたら一番難しい、苦しい経験なのかなぁと思いますね。

実は、スタートアップとかベンチャーの情報源って、巷に溢れていると思います。
でもそのステージを越えたあと、
「会社の組織に何が起こるのか?」
「事業をどのようにして行くべきなのか?」
「マネジメントのあり方はどうなのか?」とかは、
誰が教えてくれるわけでもなく、どこにも載っていないんですよね。

今は、走りながら身につけている最中です。
それは、今までの苦労や大変さとは性質の異なるものだと思うので、この新しい苦労を今は感じていますね。

社内のマネジメントについて

■現在は、どのようなところを意識して社内のマネジメントをしていますか?
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先ほどの難しい点のところで繋げると、会社が大きくなった時に統一された目指すべき世界観を作るところですね。
我々は今ビジョンとして「働き方革命」というのを掲げているんですけど、
「働き方革命」をちゃんと実現していくために必要な事業モデル、あるいは組織、それがなんなのかという事を考える必要があります。

足りてないのであれば自分達で身につけるのか、外部から持ってくるのかという判断をするのが、
非常に難しいことと、そこを実行していくことになると一層難しいと思うんですね。

これは会社の規模が大きくなって、200人とかになってきた時に初めてわかる。
「こういうことが起きるのか」
「こういう難しさがあるのか」
と体感出来るものなのかなとは思います。

それは私が学生時代やクラウドワークスの最初の頃には感じなかったものを今感じられているので、
それは素晴らしい経験だと思いますし、難しさを感じているというところですね。

■ビジョンの「働き方革命」を具体的にお聞かせください。

個人の働き方を変えるということに注力しています。
これまでは、会社や国がある意味働く個人を守ってくれて、
高度経済成長の中で発達してきたという世界だと思っています。

これからは個人が立つ、個人でスキルを持った人が起業できたり、
職業選択の幅が広がっているので、会社全体でクラウドソーシングに取り組む中で、
個人が活躍できる可能性を広げていきたいです。

まだ業績的にも当社は赤字なので黒字化しなければならないですし、
さらにその先の事業拡大もしっかりと見据えてやっていかないといけないですね。

リスナーからの質問

■ありがとうございます!
ここからは、リスナーから成田さんへ質問があるので答えていただきます!

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Q1 クラウドソーシングのおすすめの活用方法を教えてください。

もし学生であれば、スキルアップの手段として使っていただくというのは良いことだと思っていますね。
例えば、自分でプログラミング覚えてみたり、
デザインを覚えてみて、仕事としてちょっと受注するとか。
簡単なものであれば受注できると思うので、そういったものを積み重ねてもらいたいです。

クラウドワークスにはあと、「コンペ形式」のお仕事もあるので、それをおすすめします。
例えば、ある企業さんがロゴ作りたいですと依頼すると、
作ったロゴデザインを提案できるというサービスがあるんですね。
コンテスト形式で提案されたものから採用作品が決定します。

デザイナーさんであれば自分でロゴを作ってみて、
周りの人たちとスキル差を見ることもできますし、スキルアップの手段としての活用方法もあると思います。

デザインのほかにも、記事執筆のお仕事など、スキルがない方でもスタートできるので、気軽に利用してみてください。

Q2 学生のうちにやっておきたかったことはありますか?

いくつかあります。1つは海外に行くことですね。
留学などは、時間を作って絶対に行った方がいいのではないですかね。

やはり日本国内だけではなくて、海外のような多様性の中で結果を出していくことや、
自分達の価値観をちゃんと伝える経験をすべきです。
実際に、これは海外に行ってみないととわからないことだと思います。

あとは、今の世の中が急激にテクノロジーが発達し続けているので、
テクノロジーというものを理解したり、
活かしていく人材になれないと活躍できない時代になっていくと思うんですね。

学生で時間があるのであれば、最低限プログラミングの勉強はしておくべきだと思いますし、
あるいはもう少し踏み込んで機械学習やバイオテクノロジーなどもおすすめです。
次の未来を作るテクノロジーは何なのかというのを考えてやっていくことも必要です。

シンギュラリティとか言われてますが、これからはコンピュータがどんどん賢くなっていって、
人間の知性を超えていくと言われてるわけですから、
その中で彼らと共存したいのか、彼らよりもより創造的な事をやるためにどうすればいいのかというのを知るためにも、
今からそういう新しい領域の研究に携わるというのは、有効なんじゃないかなと思います。

Q3 若いうちからこの仕事に就いて、得したなと思うことはありますか?

若い時からこの立場や仕事に就けないですし(笑)
普通に就職活動して、いわゆる一般的な大手企業に入って迎えた26、7歳の経験と、
自分で会社を作ったりとか、あるいは会社の役員として会社の経営を考えていくとか、
数百名の規模の会社のマネジメントを考える機会はこの年齢でほぼないと思うので、
そういう意味では今の仕事はすごく充実しているし、いい経験だなと思うんですね。

一方で、自分が思っているのは、人生はどこで何があるかわからないし、
若い時はもう少しロングスパンで経験を積もうと考えています。

例えば、さっきの留学や研究もですけど、若い時に経験を積んでおこうとか、
好奇心の中で自分の職業選択とか人生設計をしてみるというのも私はいいんじゃないかなと思います。

私はたまたま若いうちからビジネスをやって来て必ずしもそれがいいとは思っていませんが、
自分自身はそれが合っていたと思いますし、得したことかなと思います。

Q4学生時代から多くの本を読んでるということで、オススメの本はありますか?

そうですね。
最近読んで価値観を考えさせられたのは、「ライフシフト」。

■LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
著者:リンダ グラットン / アンドリュー スコット

この本は100年時代を生きるあなたへという本です。
医療が発達してきて、寿命がどんどん伸びている中で、
今の日本人の寿命は平均で85歳ぐらいなんですけど、
これが我々の世代で100歳まで生きる、
そして我々の子供の世代も105〜110歳まで生きると言われています。

それが現実なのかは置いておいて、働き続けられる身体やネットワークを作ったりとか、
自分自身を学習していくとかそういうのは非常に重要になっていくと思うんですね。

今までの終身雇用とか60歳定年説とか、こういうのが崩れるということを提言している本なので、
これまでの人生設計を今一度変えるヒントにはなる、
少なくとも考え始めるというのが、人生においては非常に大切なテーマだろうと思うのでお勧めします。

■他にもう1冊ぐらいあげるとしたらなんでしょう?

「シンギュラリティは近い」ですね。

■シンギュラリティは近い
著者:レイ・カーツワイル

2045年に人間のコンピュータの1つのチップの数と人間のシナプスの数が逆転すると言われています。

何を意味するかというと、
人間よりも学習・学び・知性などでコンピュータの方が高まる時代が、私たちが生きてるうちに来ると。
だからこそ、どうするんだと?いうのを考えるきっかけになる本だと思います。

先ほど紹介したライフシフトも含めて、どちらの本も答えがないので自分で考える必要があります。
このような時代が25年先に来ても、その時まだ40代だったりするわけです。
その中であなたの人生をどう設計するかはあなた次第ですということを考えるきっかけになりますし、
それもまた、若いうちから考えるのがとても重要になるんじゃないかなと思います。

■ありがとうございます!
僕も個人的にとても本が好きなので参考になります。もっと話したいですね。

まだまだあるんですがこのぐらいにしておきます(笑)

最後に

■では、最後に告知をお願いします!

ありがとうございます!
今、クラウドワークスはまだまだ130万人ぐらいのユーザーです。
これから多くの方に活用いただきたと思っています。
少しでも興味を持っていただけた方は、クラドワークス及びWoW!me(ワオミー)を使ってみてください。

クラウドワークスでは新卒も募集していますし、
通年でインターンも受け入れていますので、もし興味のある方は門をたたいていただけると嬉しいです。
フラットな職場で楽しくやっていますので、是非お気軽にご連絡ください。

■本日はありがとうございました!

こちらこそ!ありがとうございました!

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是非、音声でもお聴きください!

■株式会社クラウドワークス
所在地:〒150-6006
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー6階
資本金:17億6,495万円(資本準備金 17億2,295万円)
株式情報:東京証券取引所マザーズ(証券コード3900)
設立:2011年11月11日

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歌川貴之

プロインタビュアー/仕事と空き家マッチングが最も得意。インタビュー求人情報サイトを運営し、企業向けに販促用のコンテンツ制作をしている。個人事業主のお店から芸能人・上場企業の社長など、様々な職業1,000人以上に会ってきた。

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