【クラウドソーシング】成田修造「経験してきた成功する起業方法とは?」:前編

      2017/09/20

株式会社クラウドワークス 取締役 兼 副社長の成田さんにインタビュー記事の前編です。

成田 修造
慶應義塾大学経済学部在学中よりアスタミューゼ株式会社に参画。
事業企画を手掛ける他、大手人材紹介会社との提携事業を立ち上げ、サイトディレクション、Webマーケティングなどを担当。
その後、株式会社アトコレの代表取締役社長に就任し、アート作品の解説まとめサイト「アトコレ」の立ち上げやiPhoneアプリ開発などを行う。
2012年より株式会社クラウドワークスに参画、執行役員に就任。2015年4月、取締役兼副社長に就任。
クラウドワークスは2014年に東証マザーズに上場。

■成田さん、本日はよろしくお願いします!
僕自身、学生や起業を目指している方と話すときに、クラウドソーシングの活用をおすすめしてるので今日楽しみにしていました。

よろしくお願いします。勧めていただいてありがとうございます!

起業を意識したきっかけ

成田さんは学生から起業していますよね。起業を意識したきっかけをお聞かせください。

そうですね。
大学生になりたての時にビジネスコンテストを運営する学生団体に携わる機会がありまして、
そこで色んな方にお会いして、「この世界が自分に合ってるのではないか」
ということを率直に感じたのが一番ですね。

将来「実業家として成果を出していく!」と決めたのが大学1年生の頃です。
そして、大学2年生の時にアスタミューゼ株式会社に参画しました。
そこからは、起業したりクラウドワークスに入ったりという経験をさせていただきました。

■クラウドワークスの執行役員になるまでの経緯は?

元々はアトコレを設立したときに、クラウドワークス代表取締役の吉田との出会いがきっかけです。

アトコレを辞めたタイミングで、吉田に誘われてクラウドワークスに最初はインターンとして、その後新卒で執行役員として入社しました。

そこから半年間仕事をする中で、吉田自身からもっとやろうと声をかけてもらいましたし、
私も面白いチャレンジだということで、学生時代に正社員及び執行役員として入社をするというのが経緯ですね。

■様々な事業を見てきて、成功する起業方法はどんなことがありますか?

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まずは自分が作りたいものを作ってみる。
ビジネスを立ち上げる際に、「こうゆう市場やサービスが流行ってるんじゃないか?」
など考えがちですが、自分が不便だと思うサービスを作ってみるのが大事です。
その中でユーザーがついてくるという経験をしたほうがいいと思うんですね。

■これは面白いですね。
一般的には逆と言うか、市場調査から始まりマーケットを決めてから進めるのが多いですよね。

そうですね。
ただ、市場規模を考えても他の方もやりますし、
「自分の感性で周りに近い人達から広めて行く」というのが隠れた成功法で、
サービスを作る過程で、技術力もつけて経験を積んで行くのが一番いいと思いますね。
経験談でも、過去の事例からでも私はそれが正しい在り方だと思っています。

事業紹介

■ここからは事業のご紹介をお願いします。
クラウドソーシングとは?

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クラウドワークスサイト

クラウドソーシングというのは「群衆」と「業務を委託する」を組み合わせた造語です。

インターネットを通じて多くの人に仕事を委託するというのが元々のコンセプトです。
今取り組んでいるのは、日本中のクラウドワーカーさんをインターネット上に集めて、
クラウドワーカーさんと仕事を依頼したい企業がインターネットでつながり、お仕事を完結できるというものです。

現在はユーザー数130万人を超えていて、世界108か国からのアクセスがあります。
発注する側は、中央省庁や行政をはじめ、上場企業などを含めて、約15万社が利用しています。
日々多くの仕事がインターネット上でマッチングしているのが我々のサービスのモデルです。

■具体的にどのような仕事がありますか?

基本的にインターネット上で出来るものが多いです。
例えばアプリのエンジニア、ロゴをつくるデザイナー、
あるいはデータの収集などのインターネット上で完結出来るようなお仕事が投稿されているのが特徴です。
他には専門性やスキルが必要なものから、初心者の方でも出来るようなお仕事があります。

■WoW!me(ワオミー)は?
WoW!me(ワオミー)
WoW!me(ワオミー)

これは2016年11月から始まったサービスで、個人の方が得意なことやスキルを出品し、個人の方が購入することができます。
クラウドワークスは専門的な仕事が多いのですが、
WoW!meは似顔絵や結婚式のムービーを作って欲しいなど、得意な方に気軽に頼めるもということで、層を変えたサービスを展開させていただいています。

■WoW!me(ワオミー)を使えば、自分のスキルを出して売れるかどうかテストマーケティングができますよね?

そうですね!
気軽に登録できますし、自分の得意なことをアピールができるので、起業のきっかけになれば非常に嬉しいです。

目標はトップダウンとボトムアップの両方がいい

■一時期1日15時間も働いていたこともあったとお聞きしましたが、仕事とプライベートの区別はどうしてますか?
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さすがに15時間も働いてた時期は、プライベートがそんなになかったと記憶しています(笑)
働く上ではメリハリが大事で、
事前に時間を作って「この日は仕事を入れません!」と決めて、強制力を与えるのがいいのかなと。
中途半端にするのではダメで時間を押さえる時はちゃんと押さえて、仕事も趣味も同じようにToDoとしてとらえて予定を組んでいますね。

■成田さんは21歳のころに具体的な目標を立てていたとのことで、目標を作る際に考えることは?

自分に負荷がかかる目標を立てるようにしています。
到達できるか分からないことに対して、しっかり目標を立てることが重要ですね。

漠然と目標を立てるのではなく、 高い目標に対して具体的な行動に一個ずつ落とし、
行動を一個一個細かく切ることで、目標に着実に近づいていく。

一個一個を積み上げていって今持っている高い目標に到達するかを見ていきます。
その結果、目標が達成出来るというのが私の経験ですね。

■トップダウンとボトムアップの両方ですか?

そうですね!ここを意識するといいと思います。

パートナー選びは「やりたいことは何か?」が重要

■過去にメンバー選びに苦労したということで、選び方はどう意識すればいいですか?
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まずは、目指す方向を一致させなきゃいけないですね。
「どういう会社を作りたいか?」
「何に対してモチベーションを感じているのか?」
というのを正確に把握することが大事です。

あとは、相互補完もとても大事で、足りないところを補えないと意味がないですね。
例えば、非エンジニアが何人もいても物は作れないので、マネージャー・エンジニア・デザイナーなどバランスを良くした方がいいです。

まずは、やりたい事を明確にすることと、
事業に必要なピースをちゃんと集めるというのが大事な起業の仕方だと思います。

■僕の周りだと気が合うだけで始める人が多いです。今の話だと失敗するべくして失敗していますね。

結構多いのですが、失敗するパターンかもしれませんね。
これは意味がないことで、「やりたいことが何なのか?」の方が大事ですね。
やりたいことを実現するためにメンバーがいるので。

ただ、それは簡単に見つからないので諦めてはダメです。
例えば、非エンジニアで、優秀なエンジニアと出会える確率はかなり低いですよね。

もちろん、その逆もそうで、簡単にメンバーは見つからないというのを前提に起業する気持ちが必要です。
私だったら誰かを見つけて一緒にやるよりも、サービスを一つ作るということを考えますね!

■そして、これを一緒にやる人いない?みたいな感じですね!

その通りです!
サービスを作ろうとする方が人は集まりやすいと思います。

■僕もこの番組がそうですね。仲間選びより先に作りました(笑)

いいですね。サービスや物があれば共感してくれる人はいくらでもいるので。

何もない状態で始めるのは、よほど能力や価値観が嚙み合わないと難しいです。
類は友を呼ぶといいますが、周囲には自分に似たような人しかいないわけですよ。
その人たちと起業しても、ピースが集まらずサービスが生まれないので何の意味もないですね。

■頭でわかっていても行動できるかは難しいですよね。

その通りで、とても難しいです。私も失敗を経験してきました。
まずは、起業してみると言うのも一つの能力だと思いますよ。
失敗したとしても次の糧になりますので。

後編はこちら

成田修造「効果的な社内マネジメント方法について」:後編

■是非、音声でもお聴きください!

株式会社クラウドワークス
所在地:〒150-6006
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー6階
資本金:17億6,495万円(資本準備金 17億2,295万円)
株式情報:東京証券取引所マザーズ(証券コード3900)
設立:2011年11月11日

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歌川貴之

プロインタビュアー/ 販促用のコンテンツや、オウンドメディア制作をしている。個人事業主のお店から芸能人・上場企業の社長など、様々な職業1,000人以上に会ってきた。空き家の管理も得意。

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